ゼロ歳からの予防的矯正の必要な理由

予防的矯正の問題をちょっと科学的にまとめてみました。表を見てみると真ん中の部分に周りの表をまとめた表が載っています。縦の線は、それぞれの年齢での成長を比較するための線です。
子供たちの成長で、今までの12歳を超えてからの矯正では、生涯を通して何度も矯正をやり直さなければならないということと、大人の歯が無くなる原因も、歯並びが悪くなる原因(YCHと言われる食事以外に歯が当たり続ける状態、歯が上下当たるのは脳へのスウィッチで。噛み締めぐせはただの脳の誤作動だということです。呼吸と嚥下の異常を招くのが噛み締めぐせです。)も同じです。と伝えてきました。その為に矯正は、早期に難しいと思われる顔と体に問題がある子どもはゼロ歳から三歳までが最も大事な時期で、顔面の発育、カラダの発育に問題がみられない子供たちが5歳から6歳の時までに対応でき、家族の協力があれば効果は著しいということは、これらの成長曲線でわかリます。
カラダの成長、発育の基準となるスキャモンの成長曲線、そして上下顎骨の発育曲線。上顎骨体発育が鼻腔、眼窩、上顎洞の成長発育と大きく関係していることも左上の表からわかります。鼻づまり、目の異状があっても顎の成長はうまく行かなくなるのです。
顎の発育を良くするには、目、鼻など顔面の成長、発育が正常であることが要求されますが、この問題(鼻づまり、視力の低下)を解決せずに矯正は成功しないということだったのです。医療としての矯正は、全身の成長発育のスキャモン曲線と上下顎骨の成長を考慮しながら、矯正を行う必要があり、家族もこの問題の大きさを最優先させる必要があるのです。
多くは経済的理由をもっと大きくなる年齢に達してから、他の病気とともに優先順位を歯並びにすることがあります。その年令が成長曲線の末期です。つまり12歳を過ぎてからです。歯だけ矯正してもすぐに後戻りする年齢が、この12歳を過ぎてからの矯正です。虫歯においても、歯周病においても、最近ではTCH(歯が食事以外の時間にあたり続ける状態)が最も大きな原因であることが解りました。もちろん矯正も成長期にあるゼロ歳から8歳までの間の矯正は成長を促すTCHを起こさない習慣を作り上げる呼吸と、嚥下のプログラムを作り上げることが大事なことなのです。今までは歯を観てきたのが矯正、もちろん歯科の全てでした。
予防的矯正であるゼロ歳から、8歳までに始める矯正では、歯の成長ではなく中顔面の発育を診ていくという矯正であるために、歯科の教育という分野で予防的矯正を行っていきます。矯正で姿勢、返事、挨拶、などを扱うことは今までなかったのです。呼吸がしっかりできるか、嚥下がしっかりできるかという生命に関わる異常に対して、トレーニングを行います。ゼロ歳からは母親、家族の協力で始めます。今までの病気になってからの治療ではなく、これからを予測してのトレーニングですから、すべての治療方針が違います。予防的矯正が5歳から8歳までにはじめ、家族の理解と協力がなければ、通常の抜歯矯正に移行するしか無いという理由は少し理解できたと思います。予防矯正はゼロ歳から始めるのですから、保育園などの協力が荒れば、抱き方、寝かせ方、座り方、発声練習、靴の選択、足の指、手の指の使い方、鉛筆の持ち方、・・・・数え上げられないくらいですが、成長、発育に関しての予防矯正、予防歯科的アプローチがいっぱい出来るのです。歯科医院に居るよりも日常の方の時間が絶対的に多いのです。この時間をより良い時間にしていただくことが予防的矯正の中の教育というプログラムです。虫歯も、歯周病も正しい知識と歯科医院の使い方を学べば、全く違う人生と病気でいる時間を絶対的に減らすことができるのです。

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