指しゃぶりって。。。
一見自然な営みに見えるのですが・・
この癖。。。
実は、大変な問題を抱えています。
その指しゃぶりという癖の発声消失の時期によって大きく
この問題は変わります。
この子供さんは、すでに立ち始めています。
一歳を過ぎているということです。
足の小指が、曲がっていて寝指
他の指に目立つのがかがみ指と言って、指を曲げて立ちます。
そして、共通点は
ご飯しか食べないんです。
断乳すれば、食べられるようになりますかという
ご質問です。
離乳食という概念と、
抱っこ紐、
ベビーカー
そして、その時間が、長い。
良いと思っていた子供への
対処が、長い・・
15分以上同じ姿勢で抱いてしまっていたり
子どもたちが動くのを制御するように
する時間が長いと
その姿勢から受ける情報が
身体の形を作り上げてしまいます。
片側でしか抱きにくいというお母さんたちは、
片側にしか抱かないという情報が
身体全体と、成長に現れています。
例えば、大人でも、頭を右に傾けて噛めば
右で噛み始めます。
頭のてっぺんに自分の手のひらを
軽く押し当てて噛むと
かみ合わせは良くなりますが
少しずつずらして
頭の右側に、手を当て始めると
右で噛み始めます。
片側に抱くという姿勢は
筋肉の方向性を作り出します。
もし、カワイイからと
生後すぐに抱く時間が
長く、同じ方向で
頭が曲がった状態で
抱かれれば、
それも、顎を上げている状態で抱かれれば
斜頸と言われる頭の形状になってしまうのです。
正しい抱き方でも、長い時間抱かない
という、子育ては、親も、身体を壊すことも少なく
子供も成長する第一歩です。
この抱き方から
おっぱいの与える角度も違い
おっぱいのかみ方(飲み方とか、吸い方というのは、顎を動かして噛むという行動を作らない)
も大きく違います。顎をしっかり上下して、口を大きく開けて飲む姿勢は
お母さんの抱き方が、成長に合わせて、角度も方法も違ってくるという
食べるという、おっぱいの与え方に成長させることから始まります。
このおっぱいの与え方、
抱き方、
そしてまくら
足で立てる様になったら
抱くのではなく、見守る距離での子育てになります。
そして、この全てが無意識レベルでの睡眠という時間の行動を
変えていくのです。寝ている間にお腹ポッコリの子供は
呑気をお腹にためてしまっています。
おっぱいがしっかりと口を塞いで、鼻でしか呼吸をしなくすると(深飲み)
空気が飲み込む時には胃に入らないのですから、
いくらおっぱいを飲んでも、
お腹がぽっこりすることは無いのです。(寝ている時も呼吸と自然嚥下ができる姿勢ならお腹ぽっこりは無くなります。)
姿勢で、この問題は早期ならすぐに良くなります。
寝ている状態でも、レム睡眠の場合には
身体をゴロゴロ、させたり。
抱いている時に、反ってしまう子供さんは
レム睡眠しか出来ませんので
うつぶせ寝、寝返りをうって
身体の角度を変えて、呼吸を優先させます。
成長してしまうと
この問題は、いびき、鼻づまり、
口呼吸、呼吸器系、消化器系の問題へと変化します。
子どもたちの睡眠という
問題が、多くの癖を作り上げ
口呼吸、指しゃぶり
発声の問題などの癖をつくるのです。
指しゃぶりができる姿勢と、指しゃぶりが
出来ない姿勢があります。
成長とともに、この姿勢の問題は
指しゃぶりという癖が
呼吸と、飲み込みの問題だとわかるくらいに
食べ物の、食べ方、食の好み
そして、歯形、顔立ちで特に目
にあらわれてきます。
子どもたちが、成長の途中で
2歳児になっても
ちょっとの時間で急に
だっこ、とか、
ママとか叫んで
逃げ場を探すのは
呼吸と飲み込みの問題で
体を動かし続けることが出来ずに
本当に疲れるまで
声をだすとか、動くことが出来ないように成長しているのです。
夜泣きするのは、動くエネルギーが余っていることと
大人の無呼吸に近い状態に
扁桃、上咽頭などに炎症が起こる呼吸の
口呼吸をしているからです。
指をしゃぶるのも
口呼吸によって起こる呑気のために
呼吸が浅くなっているために自然と行われる
呼吸の確保です。
子どもたちのエネルギーは
大人が想像する以上のエネルギーがあります。
歩き始めると一日
数時間は動き回ります。一緒にいると大人はへたばってしまいます。
何年も前の話になりますが
ある障害をもった子供さんが
生後6ヶ月でいらっしゃいました。
泣くということから始め
お母さんの姿勢を変えていきました。
1歳半で
しっかりと立ち上がる様になり
2歳では、大人でも大変な
二階までの階段を登ったり降りたり
なんと、20回くらい続けて
楽しそうに笑いながら行うのです。
付き添っていたスタッフとお母さんは
フラフラ
その子供さんに、ちっちゃなトランポリンを
させました。二歳半です。
なんと。。途中で、水を飲みましたが。。
一時間以上ずっとジャンプしていたのです。
お母さんは、この姿にびっくり
今まで、出来ないと決めつけて
抱いてばかりの子供が
半年くらい泣いて帰って
そんなトキに、変わり始めた
自分の子供のエネルギーにびっくり
親子で、できるということを確信したようです。
早期に、噛む練習器具を
口に入れる事もでき
呼吸と飲み込みをトレーニングする
装置すら、早くに口に入れることが出来たので
なんと、5歳で、永久歯を迎えることができる
発育を獲得したのです。
(以前紹介した、乳歯の虫歯を治療せずに
止めて、永久歯が生えたら
生涯虫歯にならない口腔の発育を遂げた子供さんのことです。)
今は中学生で、目元もしっかり、姿勢もよく
口を大きく開けて喋れる
かっこいい男の子になりました。
そして、歯並びは、
5歳の時から、トレーニングだけで良くしたのです。
もし、赤ちゃんの時に
癖が始まったら。。その時期に合わせた
親子の
成長させる教育と、知識が必要だというチャンスです。