前歯が折れてしまって。。
抜歯しか無いと思っていたのに。。
根っこがしっかりあったら、根っこになるべく負担をかけない
その日に出来上がる直接法のラミネート、前歯の場合には、過去に補綴がしてあれば、直接法のクラウンもひとつの選択にはなると思います。
この様な歯が無い場合には、歯肉の形態をレーザーで補正して、増殖した歯肉を形態修正して
インプラントの素材でもある丈夫な既成の、チタン製の専用のピンで補強し、グラディアで土台を作り上げ、前歯専用の枠で、ある程度の形を作り上げ、通常の歯を削らないラミネートと同じように前歯を貼り付けて作り上げていきます。この間麻酔もいりませんから、痛みも感じません。
ラミネートだけなら慣れると、一つの歯に綺麗に貼り付けるのに、15分程度で完成します。
時間さえかければ、前歯の全部の歯を削らずに形も色も変えることが出来るのですから、
自分の歯を大切に予防に通っていただければ、ちょっとしたこの様な歯のトラブルもとりあえず、
綺麗にすることも可能な時代になってきたのですね。
写真で歯の根元の長さが違うのは、数ミリは歯茎の中まで折れてしまっていたことを意味するのです。
かわべセミナーズのグラディアラミネートセミナーでは、模型上なら、研磨まで2分半で全員ができないと帰れないという過酷なセミナーですが、皆様臨床では一つの歯に15分程度の時間で綺麗にできる様になります。システムですから、
全部の歯を扱う場合には、型取りをして作るラミネートが早くて綺麗ですが、一本二本のラミネートなら、断然直接法が優れていると思いますよ。