【おしえて,かわべ先生】口と腔

2012年の今日の投稿からです.

座禅と空(くう)という空間と、TCHとの関係
日本人は椅子に座ると問題を起こす

東日本大震災でも
椅子に座っている人たちの7割に
血栓ができ,そのうち3割は手術にいたった
という事実は,椅子文化がまだこの国に無い事を意味する

当時かわべ歯科に通院されていた
御坊から教えていただきました。

座禅を組むという姿勢は、
舌は、上の前歯の裏側に軽く接して、
歯は全く当たらない状態を空というそうです。

でもその御坊でも、椅子に座るとどっかりと座り、
食いしばってしまい、歯がかけてきたという事です。

姿勢のことを話し、
TCHとの関係を話したら・・・・

日本人は、心が入る器をダメにしてしまう
そんな座り方の
姿勢をとっていると納得してくださいました。

空とは、すべての空間の調整です。
口の中の空間、内臓の空間、動きの空間、周りの環境の空間。
最も基本が舌という他の骨格とは全く違い、
宙に浮いている舌骨という不思議な骨を持っているのです。

呼吸と嚥下、消化に大きく係る舌という巨大な筋肉(舌が口の中で見えるのは、ほんの一部です。)
の動きがしやすくなる空間を作り上げて上げることが歯科医療では最も大事な治療だと言えます。
皆様の生活習慣の中で最も生命に関わる呼吸と飲み込み,そして消化,排泄の問題を
口の中から見ていくのが免疫力向上の予防歯科医療です。

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