目線が下がりっぱなしになると.噛み締めぐせが起こるってご存じですか

日曜日の浅野番組で
舌に残る歯型と,目との関係を捉えてくれていました.

舌に歯型
東洋医学だと,歯痕といいます.
万病の元とも言われる舌診の状態です

さて,この問題を眼科医が
眼瞼下垂
つまり,下を向いてしまっている
眼瞼が垂れ下がっている老化現象
病気の状態の一つとして捉えています.
目の問題が,歯を噛みしめてしまう

いわゆる,TCHとか,噛み締め癖と,
言わる舌の症状の原因の一つだとしました

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おでこの緊張の問題が,
噛み締め癖を起こしてしまう

これって,すごいことです.
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上を向く筋活動がうまくいかなくなる
眼球運動が円滑に行われない
現代人の生活習慣は

食いしばり,低位舌,顎関節症,TCHなどの
症状の一つ,歯を軽く噛み締めながら,
その歯型の上に伸びている
舌を軽く噛み続けるという
状態をつくり上げるのです.

歯を無くす原因は
様々だと言われます.
その中に,
体の成長という問題を取り込めば
目線でも大きく歯並びの問題を
変えていく要素になっているのです

歯並びの問題も,
虫歯の問題も,
歯周病の問題も
口腔,
そして,口腔周囲
呼吸,嚥下という活動に関わる
問題と大きく関わっていることは明らかです.

私達歯科医師は,
呼吸と嚥下
運動機能と,
歯の噛合せについての
知識と経験を積み上げることが
これからの時代の歯科医療と
歯科に対しての全身との関係の教育になります.

歯科医師は,今まで,
歯という硬組織,
硬いものだけを相手にし
虫歯,歯周病という細菌感染を問題にし
宿主の抵抗力の低下の原因にまで
目を向けてこなかったのです.

全身と口腔という結びつきを
今まで,部分でしか見てこなかったから
口腔に関する分野の問題が
目線,眼輪筋という口腔と大きく関係している
ことを理解する必要があるのです.

中顔面の発育を
成長とともに管理していく
これからの,歯科医療は,
トレーニングの中にも
眼輪筋のトレーニングも必要になって来ます.

口腔と関連する
口腔疾患と大きく関わる
全身の問題と,関わることで
口腔と全身の関係を解いていくことができる時代が
来ています,

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