私の母親は
以前も投稿したとおり
子供の頃に父と母が離婚し
50年という月日を隔てて
私の前に現れた
歯は、ほとんど多くの歯科医院で治療をした跡で
崩壊状態。。一度も歯科医院では
こんなに問題があるのに
定期的にクリーニングと、食事指導
運動指導を受けたことは無かったとのこと。。
弟が語ってくれた
口の中は朽ち果て
崩壊した歯は、補綴物はあっても
補綴物の質はほとんどが腐っている状態
母は、せっせと、多額のお金を払い
歯が無くなり、人生が無くなることをゴールとした治療を
ずっと続けてきた。。。
(表と同じ)
崩壊した歯は、管理が効く総合病院で抜歯を依頼し
その前に口の中を徹底して綺麗にする
月に一度は来院し綺麗にするという
お金の使い方を変えさせた。。
足の先から、指の先、頭、口の中を全てかわべ式のマッサージ
夏でも冷えていた足に地が通い
チアノーゼも無くなり
むらさき色の足が
次第にピンクになる頃
ようやく、口の中も綺麗に保てるようになり
肌色も良くなり
酸素吸入も半分程度まで少なくすることが出来た頃に
補綴物は、自然と排除され
残った根っこだけの歯を磨いてもらった
自分ではどうしようもない
歯ブラシすら持てない状況だった
もちろん
残りそうな歯は、徹底して残した
治療ではなく、口腔管理で・・
たとえ歯周病で骨の吸収が激しくとも
二週間で驚く程。回復し
二ヶ月程度で
良くなり
入れ歯も無しでも噛める状態になってきた
そんな管理が出来た状態で
口腔外科で管理下で
指で抜けそうで、歯とは言えない歯を
抜歯してもらった。。
そして、肺炎を患った後に
あれほど飲まされていた薬が
ほとんど無くなった。。
抜歯での菌血症と
誤嚥性の肺炎
そして、
薬が要らなくなる。。。
当然なことのように
母の容態は良くなり、
手も、しっかり動き、
会話もはっきりと話せるようになり
大腿骨頭を両方骨折しているのにもかかわらず
自分の体制を足で整えられるようにまで回復した
もちろん、私の事は
恐ろしいほど覚えていた
そして、現実をしっかり見てくれるようになった
ずっと二年近く診てきたスタッフは
この二年の変貌ぶりには
驚いていた
とりあえず
いわゆる、
認知症と
口腔環境の問題は大きく関わっている事もわかり
もし、口腔管理もしないで
抜歯していたら
おそらく、抜歯後感染
そして、誤嚥性肺炎で
今は居なかったかも知れない
口腔内環境を徹底することは、数年後
絶対に脳と身体の回復の大きな手助けになることは確実
日本人は、寝たきりという言葉を作り
老後という産業を作った
死に対しての恐怖を
産業にした。。
その結果社下垂構造すら
大きく変えてしまった
ゼロ歳児からの親子のトレーニングは
目先の産業としては
ほとんど収益性の無い産業だが
未来に対して診ていくと
莫大なエネルギーをもった
社会構造そのものを変えていくことができる
唯一のソシオビジネスと言える
口腔管理と全身管理
この結びつきを
25年前提唱し
始めたのが
姿勢咬合。。。
1/4世紀という
時間を
今まで多くの困難な中で
他の咬合のセミナーがほとんど
なくなっているのにもかかわらず
ここまで続いてきた。。
今、私があるのは
今、子どもたちの未来を守る未来歯科があるのは
35年以上の予防と
25年目に入る姿勢咬合セミナーが続けられたからに過ぎない
多くの障害、そして多くの批判
実質の倒産、そんななかで
25年間伸びてきて
その場からの
結果を出し続けたのが姿勢咬合セミナー
これからは、姿勢咬合は
未来歯科のスタッフたちも伝えられる時代になってきた
ゼロ歳から、
生涯通しての
姿勢咬合は
未来を大きく変える
25年間、姿勢咬合は、
変わらない方向性
変わる、社会
社会が少しずつ追いついてきた
母は、入れ歯を入れに来ているわけではなく
健康で、何でも食べられる身体と
幸せな心で、笑顔で要られることを望んだ
これからの人生の選択肢を理解できるようになった
足を着くこと
そして身体をしっかり動かすこと
しっかりしゃべること
肌が綺麗であること
死ぬまで元気に生きること
そのために来てくれるようになった