成長過程において
夜泣き、癇癪持ち
などがあることを疳の虫が強いとか言われますが..
ゼロ歳から、一歳半までは
以前にも成長曲線でお話した
呼吸不全を起こしての逆式呼吸という
呼吸と嚥下の関係で怒っている状態で泣いているのですから
この時期は丸めだき、マルケンピローで対応すると
早期に夜泣きも無くなりますが..
三歳くらいになって
この習癖がある子どもたちの
呼吸と、飲み込みの問題の解決に
口呼吸が鼻で呼吸できるようになると
この問題がほとんど良くなっていきます.
写真は、疳の虫をなだめているところです.
実際に、肋骨のあたりに瘤の様なつぶが数カ所によく見られます.
呼吸がしやすくなるように姿勢を整え、
なだめるように、優しく触れると
泣き止み、フーっと、息を吐く動作をします.
息をしっかり吐くことができるようになると、
この症状は良くなっていきます.
お母さんたちも、不思議に思われますが..
機能的な矯正は、こんなことまで改善していきます.
疳の虫は、過換気症候群
との関係が大きく
姿勢が悪いために機能的残気量が増え、
呼吸が浅く、
血流の不全も招いているようです.