一人平均2500万円が生涯の平均医療費です。65歳以上は、一年平均が、90万円以上これを誰が支払えるのか

予防大国は、予防の費用が平均年間8万円
80歳まで行ってもたった640万円。。
乳児の頃からの、口腔が健康であれば、
多くの病気は防げるのが
予防治療の素晴らしい効果・・

先天的に問題がある子どもさんほど
高齢出産である子供さんほど
ゼロ歳からの予防を始めてください

 

 

2012年12月22日 (土)

後期高齢者の平均年間医療費は年齢(○○歳)万円ぐらい

 日本の社会では、年をとるにつれて医療費が増える。60歳以上だと、年齢が上がるのに伴って顕著に増加する。80歳以上では、平均すると、1人当たりの医療費はおおざっぱに言って年齢数に「万円」をつけたぐらいかかる。長寿命の高齢者が多いことはめでたいが、彼・彼女らのつかう医療費は、大半が現役世代の負担に支えられている。21日に厚生労働省が発表した資料からそうした実態が読み取れる。

平成22年度の「年齢階級別1人当たり医療費、自己負担額及び保険料の比較(年額)」によると、60~64歳の1人当たり医療費は34.6万円、65~69歳が44.5万円、70~74歳60.9万円と年齢が上がるにつれて増えている。そして後期高齢者に当たる75~79歳では76.1万円、80~84歳89.1万円、85~89歳98.7万円。90~94歳だと106.7万円と大台を超している。95~99歳は115.2万円である。

これに対し、保険料および自己負担は70~74歳が17.6万円、75~79歳が13.5万円、80~84歳14.3万円、85~89歳13.5万円などで、高齢者の支出はかかった医療費の何分の1かにすぎない。

一方、35~39歳では11.3万円、40~44歳13.0万円など、現役世代の1人当たり医療費は少ない。彼らの保険料および自己負担は40~44歳が28.6万円など、相当な持ち出しになっている。したがって、高齢者が増え、かつ長生きすることは、若い世代が背負う重荷増につながる。若い人もいずれ年をとるが、少子化のもと、所得増が期待できなければ、保険料引き上げなどを迫られるだろう。

平成22年度の国民医療費は37兆4202億円だった。前年度比3.9%増である。そのうち、後期高齢者医療費が12兆7213億円に達する。国民医療費の34.3%を占める。GDPの伸びよりはるかに高いペースで国民医療費が増加するのは、現役世代にとって耐えられない。医療を効率化して国民医療費を圧縮することは急務である。それは介護についても言えることだ。

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