断乳 痛い いつから断乳 という質問に対して 歯科医師 子供成長矯正 姿勢咬合主幹としての立場から

多くのお母さんたちが
断乳をいつからという素朴な質問をお持ちです。
その問題は、おっぱいを噛まれて痛いから

それに対して、一歳半になったらとか、
いつかはやめるんだからという不明確な回答が多いのです。

問題は、
子供にいつまでも流動食を与えるかどうか
子供が、飲み物で育つと思っているのかどうか
おっぱいという乳房に対しての乳離れなのか(親子ともどもの精神的な問題)
人乳に対しての栄養なのかという問題

歯科医師からの立場からすると
前歯が生えれば、だいたい生後6ヶ月
大きな、りんごとか、芋を唇に触れさせると
スリスリします。たべるというよりは、
唇から触れて食べるという捕食を考えます

スプーンで、つぶした食べ物を与えるときに
下唇に触れて、自分から前に向かって上唇を閉じてきたら
これは食べ始めたということです。
決してスプーンで放り込まないで下さい。
餌ではなく、食事を考えて下さい。

一歳くらいになるときには、
手で掴んで食べます。
足わしっかりつかせて食べさせてくださいね。

一歳半になれば、
犬歯はまだの場合がありますが、
Dと言って、乳歯の奥歯が生えてきます。
この頃になると何でも食べますから
おっぱいは、飲み物ですから、
搾乳器で吸って飲ませてもらっていいのです。
飲まなければ、断乳ですよね。

問題は、この一歳半くらいの子供の成長で、
何でも唇から食べてくるのに
大きな形状の食べ物を与えないと
噛まないのです。

噛まないで良い食事を与えていると
口腔の発育どころか
中顔面の発育不良をまねきます。

断乳を考える時期が一歳から一歳半くらいだとすると
その子供さんの目がキラキラしている
目線を揚げることができる
唇の形が良い
鼻でチャント呼吸ができている
姿勢が良くなっている
そして大きなものをしっかり食べて、噛んで飲み込んでいる
という当然な見方をしてください。

一歳半で、目、鼻。口などの顔の形が良く、姿勢も良い

これで、断乳を考えるなら
搾乳器で吸って飲めるなら飲み物として与えてあげて下さい。
牛乳、豆乳などよりは良いということです。

おっぱいを吸わせるのではなく、
乳を飲ませる
飲み物を与えているというように考えてください。
10歳までおっぱいを与えている方がいらっしゃいました。
もちろんこどもさんは、ちよっとどころか
すごい歯並びと、口元です

親のエゴで、断乳の時期を決めないで下さい。
乳歯は、生え始める前に、歯科医院に定期的に通って
食などの指導も受けて下さい。

産婦人科の先生は、
成長を20歳まで見てくれませんし、
小児科も、小児歯科も見てくれません。
ずっと見てくれる家庭医を作りましょう。

病気の治療に通うなんて医療機関を使うより
元気になるのにはどうしたら良いのかを相談し
一緒に成長して下さい。

成長の時期に、いつまでも顔の変形をさせてしまうような
成長をさせないで下さいね。

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