歯並びに大きく関係する姿勢
奥歯がカチカチと、歯を咬み合わせて当たっているようでしたら
これは、もう歯が並ばない原因と、歯がなくなる原因のトップの
呼吸と飲み込みの異常の姿勢を繰り返しています.
どんなスポーツを行っても、呼吸がうまくいかないのですから
くいしばってしまう・・
よく火事場の馬鹿力と言って歯をくいしばれ・・・とお馬鹿なことを言う人が居ます
食いしばらないと力入らないじゃないかと・・・
そんなお馬鹿な質問に対して
空手家などの武道家に聞いてみましょう
最も力を出すのは、行きをは~って目一杯吐く時です.
この時にもちろん歯は絶対に当たりません
もしボクサーが、歯をくいしばって、息を吸って
そのときにアッパーカット食らわされたら..
脳挫傷起こして死んでしまいます
よくスポーツプレートって歯に入れるプレートを入れている人が居ますが
これも歯をくいしばって、事故を起こすから、事故を起こさないために
あるのですよ.つまり歯が当たらないため・・・
さてさて、老人が背中が曲がっているのは、
腰が後ろに倒れてしまっているから、身体を前に倒して、後ろに倒れていかないようにしているのです.
つまり老人が腰が曲がっているのは、前に進もうとしないで後ろに体重がかかり
顎を出すくらい上半身だけ身体をグニャッと丸めているのです.
今の若い方の椅子の座り方で、身体グニャッは、この姿勢になるのです.
世界一の寝たきり大国日本.体育座り、三角座りなどというとんでもない姿勢で座らせる民族
世界で日本だけですが...
写真のようにこんな身体を丸めてもらう姿勢は老人では出来ないのです.
身体を前に曲げるように丸虫になったように丸めると、背中が伸びるのですが
なんとほとんどの方がこの姿勢で、腰椎の異常と頚椎の異常が確認できるのです.
肩甲骨が動いていないのも、この姿勢を取らせるとわかります.
こんな写真の様な姿勢になって数秒たったら、身体を顎から逆に伸ばしていく
そしてまた丸めるという動作を数回行うだけで、
奥歯咬みの方も、奥歯で噛まなくなります.
つまり奥歯があたってしまう方は、
ストレートネック、腰椎の狭窄症が起こっていて
足輪しっかりつかずに椅子にドタッと座っている時間が長く
歯並びも悪く、奥歯がダメになり、前歯が飛び出すという姿勢が続いている方です.
噛み合わせのトレーニングは、毎日行って、毎日の異常を少しでも緩和してあげることが大事ですね.