人の身体は、表面に出た部分(皮膚から内蔵まで一枚皮です.内蔵にも反射があるから機能するのです.)
に全て反射を起こさせるように身体はできている
この反射機能が、身体を動かし、感情の表現をし、継続によって姿勢反射という一つの方向性を作り上げる
そして癖という状態を作り上げるのです.
歯並びも、噛み癖もこの癖という潜在意識に焼き付けられた方向性によって作り上げられたものなのです.
緊張性歯根膜反射は、歯牙とその周りの組織に対しての僅かな刺激に対しての体全体の反応を言う
反射機能は、特徴は、一部を使うと、全部が動くということです.
緊張性歯根膜反射を使うと、例えば、手が上がりにくくなった四十肩、五十肩という方々が、
歯にある方向性の刺激を全体に与え、その後に自覚のある噛み合わせの異常がある部分に刺激を与え反射を起こさせるだけで
その部分も全体も、しっかり大きな食べ物を食べているという錯覚を起こし、身体の機能を瞬時に変えていく
痛みに対しても、反射機能は有効で
特に肩甲骨に関係する呼吸、飲み込みは、咬合と大きく関係する筋群である舌
舌骨筋群との関係が大きく、
瞬時に肩関節の動きをコントロールすることができる
テニス肘なとと言われる肘の問題、手のしびれなどは
胸郭上口と大きく関係するので、この舌筋群との関係は大きく
緊張性歯根膜反射のかわべ式の応用は、日常使う、マルケンブラシなどの歯ブラシを使ったり
箸を使ったりと、歯並びと、咬合のその方に合わせた方向性を定めて上げるだけの
毎日のクセ取りゲームだから
単純明快なのです.
子供の場合には、それぞれのステップ、成長に合わせて母親が、綿棒などでも対処するのです.
反射は、自分で考えるのとは全く違い
潜在意識レベルのコントロールですから、
自分では思うところで噛んでいると勘違いしている
だけだったのです.
20年以上前に
この反射理論から始まった
姿勢咬合研究会も
今や反射でどんどん進化しています.