二枚の写真、
上側は、正常に発育した三歳の子供がマルケンBANBAN30度に余裕で乗っているところ
下側は、子供の歩き方にまで影響を与えていいる母親の座り方
生まれる前からの母親の姿勢
家族の態度は、子供にも大きく影響を与えることになります.
虫歯も母子感染ですが、
歯周病菌は胎盤からの感染から始まりますから
歯科医療の予防では親を知ることから始まります.
もちろん矯正では親のトレーニングが必要になりますし、
5歳以降の子どもたちの矯正では親の協力と親の予防を同時に行う必要がありますが
多くの方たちは、MRC子供矯正も他の成人矯正と勘違いし、子供だけの問題だと思っている方が多いので
いつまでも問題の解決が出来ずに、年齢を経て、抜歯矯正にしなくてはいけなくなる場合もあるのです.
最も確実性のある、矯正であるのにもかかわらず、問題は家族の協力に左右されます.
そして母親が姿勢が悪く、後方重心になって座っていると
母体内で赤ちゃんは逆子にまでならなくとも、
母体内で顎を挙げて口を開いてしまう状態で、羊水の中で生活することになり、
生まれる前から、ストレートネック、椎間狭窄症の脊柱になってしまうという状況になる.
この様なことが書かれている、以前リンクした論文は、かなりショックではなかったかと思います.
下の写真の様なお母さんがしている足の癖は
実は、姿勢の最悪、歯並び最悪の日本人以外には、出来ない姿勢なのです.
日本人と他の民族の歩き方の違いは、
日本人は膝を曲げて歩きますが、欧米人は膝を伸ばして歩きます.
つまり日本人は伸筋が発達し、欧米人は屈筋が発達しているために起こる現象です.
進化の過程で、日本人だけ、靴を履いて歩いたり、椅子に座るのが最も下手な骨格と筋肉系をしているのです.
そのために、この50年での日本人の変な欧米化による影響は大きく
いまや日本人は体育座りに代表される
似非(エセ)欧米化による体と心の影響を大きく受け始めているようです.
病気も同じく、欧米化が極端に進んでいるのです.
スウィーツブームで人口比率からすると糖尿病は世界でもトップのランキングになり、
ガンは、今や二人に一人がガンで死亡という状況になっているくらいです.
高齢化というよりも寝たきり化で
女性で平均12年、男性で10年程度が人生の中で寝たきりになるのです.
この寝たきりで行きれるというのは世界でトップです.
もはや長寿国ではなく、寝たきり大国です.
歯並びの悪さは、子どもたちの90%とも言われる不正咬合です.
この問題と、成長の異常、
歯並びの悪くなる原因となる呼吸と飲み込みの異常は、
足からも大きく現れているのです.
ゼロ歳児からの親の座り方、抱き方、そして寝かせ方などによる、
呼吸と飲み込みのトレーニングは、
引き続き、成長が終わるまで必要になってくる時代となっています.
保育園、幼稚園、学校と続く環境の悪さと絶対的な多数の異常の中で
子どもたちのこころと身体の異常をどんどん作り上げる環境で
それぞれの年代に応じた装置と、トレーニングが必要になってくるのです.
問題の解決には、姿勢の時間と、親の協力が最も必要なのです.
あいうべ体操と、ひろのば体操のように簡単な毎日の習慣に取り込める体操ですから
毎日行うことは難しいという中で、MRC子供矯正は、それ以上に毎日トレーニングを行っていただくのですから
琴柱も立ちの成長をトレーニングするのは家族の協力と同時に家族が通い、今より健康になって頂くことは必須なのです.