オーラルトレーナーでは
うまく使われている場合には
写真のように
前方に穴が開く、前方にあとが残る
という状態が正常な噛み合わせです。
しかし、歯型の部分でない部分が切れたりしてくるのは
異常習癖があるからです。
大人だと無呼吸症候群、はじめとする呼吸性の病気ですが、
最近では子供の無呼吸症候群は
もっとすごいということが通説になり始めています。
そして子供の歯ぎしり、発音の障害、
多動、引きこもり、登校拒否など分類されていますが
すべて、この状態の子どもたちは、
下の写真のように食いちぎる場所が違います。
呼吸がうまく行かないために、夜はゴロゴロしたり
横を向いて寝ます。寝返りをうつという行為は、
呼吸を整えるためにありますので
呼吸が上を向いて、嚥下も上を向いてできる場合には、
寝返りはうちませんが、現代人の98%は何らかの睡眠障害の呼吸をしていますから
寝返りをしないと気道が確保できないのです。
オーラルトレーナーがうまく使われていない場合には
呼吸が、夜は余計にうまくできていないので
無意識レベルでの問題が生じます。
グラインディングと言って歯を食いしばってしまう状態を作ります。
歯がなくなる原因のトップだと言われます。
ちょうど頭を歯から、木槌でトントンと叩かれているような状態のようです。
歯並びどころか睡眠障害を招いてしまう呼吸をつくってしまっているのです。
オーラルトレーナーは、
使っていると破れたり、穴が空いたりします。
使っていないと噛んだ跡すら残りません。
使わないと意味がないのです。
この穴の開く場所と、減り方で、
トレーニングをしているのか、親子が
成長しているのかも判断していきます
使うことで、飲み込み、呼吸の筋肉に働きかけていく時間が
長くなり、筋肉の成長で、歯並びに関係する骨格を育てていきます。
使っていないとこれは全く効果が無いばかりでなく
悪習癖を助長することもあります。
筋肉の力で、歯並びができるのは、成長過程での
歯並びの成長の原理と同じです。
歯並びは、姿勢によって大きく関係します。
歯科では、方向性と喉、頚椎との関係、視力、視野との関係は
顔耳平面と、頚椎との関係で咬合平面を診ていきます。
立ったときにまっすぐという目線と、顎の関係を示すのが顔耳平面です。
その破れ方で、子どもたちの歯並びの予測と
飲み込みかた、食べ物の大きさ、
次のトレーニングのオーラルトレーナーのタイプ
大きさ、加工の仕方などを決めていきます。
未来歯科では、
様々なトレーニングを行うのですが
その時の、顔の表情、親子の関係
親が難しい顔をしている関係は、できることを行っていない
親子の関係が見えてきます。
歯並びの問題は、呼吸の姿勢の問題、つまり気道との関係が大きく
親がガミガミ言う親の子供の気道は狭く、病気ばかりしています。
風邪を引きやすい、喘息、アレルギー、胃腸障害、
など様々な現代病がありますが、
その原因が親との関係です。
だんだん親ががんばって一緒に行うようになると
ようやく、親の表情が穏やかになります。
子どもたちが、できることの喜びを感じてくれるようになり
親も、できたときの達成感を子供と共有するようになるのです。
この状態は、口腔内を赤染めするとすぐに分かります。
たくさん
赤く残っていたこのような状態が
だんだんに食と、呼吸の発達でつかなくなってきます。
口呼吸から、鼻呼吸へと、唾液の力で、
歯ブラシの方法、タイミングが変わってくると
できることが増えてきます。
学力、体力ともに向上が始まったときに、
喉ができてきます。舌運動が変わり、唾液の分泌がしっかりして、
刺激時唾液(抗菌力をもった唾液で、安静時唾液とは、べつのもの)が出てきたことを意味するのです。
親子が笑顔でいられるようになると歯ブラシの意味も
オーラルトレーナーの意味もわかってくる段階に入ってきます。
他にも、レントゲンでの気道、副鼻腔の発達
口臭検査、唾液検査、顕微鏡検査などなどは、年に一度
ルーティンには、
ダイアグノデントでの、カリエスチェック、
顔耳平面と視力の関係、鼻呼吸の問題
口唇圧、足底圧
姿勢、口腔内の写真などを毎回確認していきます。
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オーラルトレーナー
(口腔内トレーニング器具 マウスピースとか、トレーナーと言う名称で、でています)
という分類では
各社から出ています。
現存するだけで、ケルンのデンタルショーでも
見てきましたが
各社が、数種類から、100種類程度出していますので
500種類とも700種類とも言われるほどです。
それ以上は、ネットで探しても出てくるほどです。
トレーナーという名称で商標がとれないの、と言われますが、
名称が一般的過ぎるからです。そこで、オーラルトレーナーという商標がとれるか
確かめたら、取れてしまいました。
様々なオーラルトレーナーを使ってそれぞれの特徴を生かして
筋肉の機能に働きかけていくのが
オーラルトレーナーの方法です。
歯並びの矯正のように24時間つけっぱなしということが無いのは
姿勢、態度を良くすることで、
オーラルトレーナーはできているのかを数時間で確かめしていく器具です。
オーラルトレーナーで歯並びが良くなることは無く
起きているときの筋肉のトレーニングと、学習によって
筋肉の運動機能が向上し、
飲み込み、呼吸という
歯列矯正で歯を動かす千倍以上のちからを利用して
筋肉の方向性で骨の方向性を変えて、歯を並べていきます。
成長そのものを扱うのですから、
発達を促す歯並びと言います。
そのトレーニングをオーラルトレーナーを外した状態でも意識してもらうので
毎日の生活習慣に、鼻での呼吸、視力が上がる目線と目の使い方
など、姿勢と、態度、体のすべての機能に対しての
意識を持って行動することが
人間はパターンの動物であるという
日常無意識の行動パターンによる問題を解決する
ただ一つの方法なのです。