咬合のテータは
何を目的として、とっているかで
ただの歯科医師の自己満足と学会発表用になっていることが多い。
1,998年オクルーザーの開発というよりも
富士フィルムのマイクロカプセルの開発の
データ作りのお手伝いをして
オクルーザーでの診断と
姿勢との診断を作り上げたときの掲載
時を経ても
姿勢と咬合との関係は
反射と情報という
ちょうどシナプスの成長と、行動、機能との関係
硬組織の問題を
咬合という筋機能が果たす
力の加減と、分散を測れるのが
ただ一つオクルーザーだけ。
素晴らしい機械ですが
高価なために
製造は一時中止されていました。
現在のオクルーザーは、
この写真の時代のタイプとは違い
Wタイプという
咬合面の形状が引起されるタイプでは無くなりました。
子どもたちの成長を診ていくには
このWタイプが適しています。
姿勢反射は、ある行動をとる場合に
同じ姿勢をする・つまり行動に対して
筋肉の使い方には
ルールがあるということです。
この姿勢反射と咬合という筋肉の使い方のルールを
説いたのが、姿勢咬合のセミナーの最初の頃の
概念でした。
ようやく、最近の
咬合の考え方では
噛み合わせのために
咬合の調整、削合をすることは無い
という、欧米の概念が浸透してきたようです。
スプリントすらも、歯型に合わせてあるのですから
かみ合わせを良くするためのものでも
咬合高径を良くするもでも無く
歯を余分に削ってしまう補綴のための器具という
具合に位置付けられています。
この概念に基づいて
咬合のトレーニングも、
歯並びのトレーニングにも
現在の歯型に合わせたスプリントではなく
筋肉の動きを良くするというパターンの
さまざまな形状のトレーニング装置が開発されています。
温故知新、
今でもこのおクルーザーでの
姿勢反射のデータは、
新しいオーラルトレーナーでの
トレーニングにも生かされています。