【未来歯科からの卒業】歯並びで、ここまで親の教育と、赤染めに意味を、もたせた歯科医師は、居たでしょうか。

赤染め、
一回で終わらせていませんか。。
赤染めに使うのは、食紅です。
水溶性ですから、すぐに取れたような感じになります。
取れたと思ったら、もう一度染めてみてください。
まだ全然取れていないことがわかります。
何度も行って、全く着いていない状態になるまでは
実際には、取れていないのです。

三度ほど染めて
歯ブラシしてもらって
諦める親御さんも多いのです。

実は、この実験
100度染めという、歯ブラシして、赤い色が全部落とせたら
また赤染めをして、確認する。全くうっすらとも着かなくなるまでの時間を
測るという、とんでもない、実験が行われたときがありました。
この地獄のような実験が、世界の歯科大学の学生で行われた時代がありました。

その結果わかったのが、歯科大学の学生で
平均、4時間半という時間を費やさないと
このバイオフィルムゼロは無理だとわかったのです。
でも食べ物を食べて、しばらくすると
またこのバイオフィルムのもとになる細菌は
繁殖し始めます。その時間が数分から二時間程度というのですから
唾液の免疫力の実験とも一致します。

そのために、歯ブラシだけでは、
虫歯の予防は無理だと、確信できたのです。

そこで、歯科医院のかかり方が大きく変わりました。
日本では、治療を行うことが治ることだと勘違いしていますが、
予防先進国、北欧では、治療そのものが、必要ない治療の最先端だと
決めたのです。治療を行った歯は、いずれは、だめになる。
そしてインプラント、義歯の選択をしなくてはならない。

治療を行った歯は、残存歯数ではなく
自分の歯では無いと、算定します。
日本では、治療した歯も、健全な歯と同じように算定します。
それでも、80歳での平均残存歯数は、日本は8.7本
世界標準と言われれる予防先進国の平均は、27本です。
歯の治療を行う費用は、日本と比べると
やたら高額です。
ただ、予防先進国は、予防の費用も、日本に比べると高額です。
が、
60歳すぎると
全医療費(歯科だけでなく、医科での医療費も含めて)は、日本に比べると、
一人あたりの平均半分以下の費用となります。

人生の何を目的とするのか
未来の財産なのか、過去の負の遺産
なのか、
どんな生き方なのかによっても
全く違ってきます。
私どもが行っているのは
口腔を通じて、
呼吸、嚥下、消化、排泄のメカニズムと、
姿勢、態度という
周りの人々、環境の問題によって
作り上げられた
アイデンティティを変えていくだけなのです。

子どもたちの成長は
虫歯や歯周病の原因となる
細菌、血流
が唾液の性状を変えたり
舌運動が成長を変えたりするのを
総合的に
診断し、
生活習慣を家族で一緒に良くしていく

通常の歯並びの矯正とも
トレーナーシステムなどのプレ矯正的な
システムとも大きくちがうのは、
生涯通じて、自分で改善していく
期間として、4年という月日の
家族と成長と、発達の特別な学校を行っている
システムですから、
4年間で、教材としてのオーラルトレーナーが
少なくとも16種類以上
しっかり頑張ってくれる子どもたちは
20種類近くを使うのですから。。
それぞれのステージで、
子どもたちの成長は変わります。

もちろん、成長ですから
自力で、未来歯科を卒業できるようになるくらい
家族と、子どもたちが、成長と発達を獲得したら
卒業です。
教育としての世界でもはじめての予防矯正
予防治療が未来歯科では、確率されつつあります。

家族で、できるようになることは
家族が元気になること。。

お母さんが笑顔を作れるようになると
子どもたちは、一気に成長を獲得します。

この瞬間が、私達は、診ることができる仕事です。

赤染めに戻りますと、
バイオフィルムと言われる
バイキンのコロニーを歯ブラシごときで
とるのは、難しいのです。
ましてや、口を大きく開けて、ほっぺに食べ物を含ませて
しっかり噛むような大きさの食べ物を
しっかり噛んで
飲み込むことができない現代人は
このバイオフィルム
並大抵の、努力では取れません。

つまり、よく加工していないものを食べていますと言われますが
この加工していないという言葉は、そのままという食材ですので
人間社会では、ありえない食べ物です。
切っても加工、味をつけても加工です。

その分楽しく、美味しく食べられるようにされているのですから
生きるため、というもともとの食とは、違っていますから
歯ブラシも必要です。ただ、歯ブラシをしたから虫歯にならないという
概念は、捨てて、

細菌のコントロールと、食のコントロール
体の姿勢と態度のコントロールができたから、虫歯も予防できた
歯周病も予防できた、歯並びも成長発達してきた
睡眠障害も軽減できた
親からは、自立できた
というところまで、意識レベルを上げていくのが
未来歯科からの卒業です。

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