歯並びの問題も、他の病気の問題も同じ?【かわべ式姿勢咬合】

どうして、呼吸と嚥下のトレーニングで
様々な票気に対してのトレーニングができるのか。

それほど、呼吸と嚥下のトレーニングには
大きなバックグラウンドが潜んでいるからです。

嚥下と関係するのは
実際には歯並びだけでなく
ほとんどの体と心の病気なのですが。。
まだまだ、この分野を嚥下と呼吸に結びつけて考えてくれないのが
現状です。

当然なことですが、35年近く前、
私を指導してくれた鍼灸の先生が

【私は、どんな病気であろうと
すべて、口腔と関係していない病気は無い。
しかもその問題は、歯や骨という硬組織の問題ではなく
筋肉、皮膚、粘膜という軟組織の問題であり
そして、脳の発達の問題であり
呼吸と嚥下の機能と、その機能の低下によっておこる
姿勢の問題が、機能の問題を表し、

その機能の問題と、口腔内の機能と
口腔内の細菌の状態の変化の問題として捉えれば
全ての問題の解決方法の一つの重要なファクターが
全身の中の、口腔の発達ということになる
歯科医師は、この問題の捉え方を研究すれば
後々の大きな問題としての全身の病気の解決になる
視界外の医療は、この分野と全身の関係はあることを知ってはいるが
この問題を結びつけることは、医学のタブーだから
切り離して、考えなければ、病名と治療法は考えられない。
と。。教えてくれました。

今考えると当然、当時は、なにか別の世界の話だと
受け止めていました。

今では、現実に歯並びの問題の解決に
呼吸と嚥下というとんでもない機能を
トレーニングし、その結果を診断できる歯科医療は
全身との関係を30年以上探求し、現実に結びつけてきた
姿勢咬合が合ったから、できてきたと自負しています。

では良い姿勢とは、どういった姿勢であるべきか
機能と細菌の関係だから
呼吸と嚥下がスムーズに行われ、
その機能のときには、舌の位置、内臓の位置が、引き上げらて
自然態では、舌が自然と上顎にくっつき
非呼吸と嚥下が、しやすく
行動しているという姿勢であり

その良い姿勢の状態は、歯と歯が咬合している状態ではないということ。
どんなに良い姿勢でも、長い時間同じ姿勢を取らせないこと
学校で、子どもたちに椅子に深く腰掛けて、
足がつかない椅子で、足をぶらぶらさせて
体グニャッなどの姿勢教育しか無い
日本では、学校に行くことで、呼吸がしにくくなる。
子どもたちの未来のために、呼吸と嚥下の姿勢の教育は、
必須の教育です。

もし安静時で咬合していれば、それは結果の問題であり
その機能の問題は、大きく形に現れいる
歯科医師は、歯型、歯並び、咬合を診る前に
軟組織、特に表情と、口蓋扁桃の状態は
少なくとも、観察し、診断してほしい。

その呼吸と嚥下の問題が、歯並び、顔の形状、表情
姿勢、態度という

周りの環境の問題に左右されてきた
問題と一致することも確かめることが必要です。

多くの呼吸と、嚥下の問題の解決法では、
問題の奥底にある問題を
ほとんど問題視せずに
現状の状態だけで、病気として診断してきたことです。
よほどの緊急を除いては、本人の呼吸と嚥下の意識レベルの
向上で、多くの問題の解決はできるのです。
そのために、様々なオーラルトレーナーが開発されていますが
現在の段階では、日本人の大人の改善を行うオーラルトレーナーは
存在しません。
日本人は、欧米人に比べて、
前歯の大きさが大きく(まだ最近のことですが)
上顎の前歯の歯並びが、フラットではなく
僅かな角度がありますから
欧米人とは、発音のときの舌の動きが全く違うという状態がわかります。
そんなことからも、日本人の歴史を知った
オーラルトレーナーの成人に向けての開発は、必要になります。

呼吸と嚥下の問題の病気になる前の様々なプロセスは、
今まで、全く問題視してこなかったのが
大きな問題だったのです。

近年、西暦2000年以降は、医療における
治療法も大きく変わり、どんな病気に対しても
回復力の問題、治癒の問題に大きく関わる体力の問題に対して
運動機能、呼吸機能の問題を大きく捉えられるようになってきました。

筋機能トレーニングが医科でも、盛んに
治療法として取り入れられています。
認知行動療法でも、
心疾患でも、糖尿病でも、
脳血管障害でも、呼吸のトレーニングは
呼吸筋トレーニングと
僅かな有酸素運動は、最低限の治療を受ける条件になってきました。

反して、歯科での筋機能トレーニングは
少なく、
医科で筋機能トレーニングすら行われていない
教育の無い状態の人々をほとんど扱っているのにもかかわらず
口腔は別という概念から、治療が行われ、治癒能力の減少人々が
治療を受けるために、
歯科疾患で悩む人々も多くなっています。

その人達は、歯科だけでなく、多くの医科での治療に通っていて
筋機能トレーニングなどは一歳受けていない人々だけです

その人達に、歯科治療をしてきたのですから
欧米の予防が発達した歯科医療からは
日本の医科での胃ろうや人工透析の割合の世界的な見地からも
人口比からしても異常な
と同じように
日本の歯科医療は
判断されています。
治療器具を買ってくれるのは
予防後進国の東南アジア、中でも
日本・

こんなに歯科医院が、CTを保有しているのは
異常な国家です。
それだけ、異常な治療だけの歯科治療が
普通になっているのです。

飲み込みの異常は
赤ちゃんの頃の抱き方
ストレートネックと大きく関わってきます。
口蓋扁桃は、子供のうちは免疫力が高いために
嚥下の異常は、呼吸の異常として現れ
口を大きく開けても
喉がしっかりと見えない状態で、
舌を下げるとはじめて扁桃が腫れていることがわかります。
歯科では、このコトを低位舌と
いいますが、整形ではストレートネック
眼科では、眼瞼下垂
呼吸器系では誤嚥
耳鼻科では、アデノイド、無呼吸症候群などと言われます。

ただ一つ、診断が曖昧な
歯科で、部位特異性と言われれる、虫歯、歯周病、
歯並びの異常、顎関節症
TCHなどの全身と、口腔との関係の問題

などで、硬組織ではなく、軟組織疾患だという
認識もようやく始まり始めました。

身近に、口腔と全身を
診てくれる歯科医師がいたら
無呼吸症候群は、
歯科医院への通い方を変えて
呼吸と嚥下の
日常生活のトレーニングで、よくなると
教えてくれるはずです。

SNSで最新情報をチェック